薬剤師国家試験 生薬の勉強方法
こんにちは、はりねずみです
はりねずみは薬剤師国家試験に合格しており、予備校講師の経歴もあります
そんな私が薬剤師国家試験の生薬の勉強方法について紹介します
まず、生薬には大きく3つの分野があります
・生薬(科名、薬用部位を聞くもの)
・生合成経路
・漢方
私のオススメ勉強順番としては
生合成経路→漢方→生薬です
正直なところ・・・
私は受験生の頃は「生合成経路」しかやってませんでした!
(それでも充分合格点は取れました)
まず、なぜこの順番なのかというと、
生合成経路
→コスパ最高。覚えること少ない・・・!
ゴールは構造を見て何経路で合成されているかがわかること。
それぞれの経路、炭素の基本単位、成分について抑えてください。
例)シキミ酸経路
炭素の基本単位 C6ーC3
成分 フェニルプロパノイド
こんな感じで押さえてみてくださいね。きっと、参考書は赤文字で記載されていると思います!
ざっくり、60分あれば習得できます。
漢方
→実務でも出題される・・・!
漢方薬に関しては含まれる生薬を全て覚える必要はありません。
メインの生薬が何なのか確認して進めてみましょう。
また、適応には沢山内容が書かれていると思いますが、これももちろん全部丸暗記は不可能ですので、ザックリ押さえて貰えばOKです!
(自分なりにヒトコトで表すとこんな漢方だなと名付けちゃってください。)
生薬
→覚えることが多い・・・多すぎる・・・
やって欲しくない勉強法としては、生薬の単語カードを作ること。
点数的に余裕があればいいですが、そうでないのに、カードを作ることに時間を取られるのであればやらない方が良いです。
オススメとしてはまず過去問を解くこと!!
過去問の傾向を知った上で、参考書に目を通すなりしてください。
104回薬剤師国家試験から必須で生薬関連が聞かれ始めています。
多くの人が得点できる問題は点数とっておきたいですね・・・!