はりねずみのつぶやき

薬剤師国家試験予備校で教えるひとしてました。今はオンライン薬剤師したり、大学と契約してたまに教えるひとしたり、毎日イラスト・マンガ描いたり・・・色々してます🦔たのしければ、わくわくできれば良いじんせいだよなぁとおもっているよ

薬剤師国家試験 必須勉強法

こんにちは。はりねずみです。

 

今回は薬剤師国家試験の必須対策についてお伝えします。

 

私は現役生の頃、必須対策をするために4、5月くらいの早い時期にこの参考書を買いました。

  

 
まだ、勉強が全然進んでいない時期や5年生の実務実習期間には役立つと思います。
 
私も5年生の頃に買っておけば良かったなー!
 
まだ、国家試験の問題は解けない、けど、国家試験対策はしたい!という初期は必須の問題を眺めておくのは有効かと思います。
 
ただし、6年生の今の時期(9月)くらいに買うことはあまりオススメしません。
というのも
「理論問題が解ければ必須問題も解く力がある」からです。
 
9月であれば、理論問題をメインに解きましょう。
 
「え?必須対策しなくて大丈夫なの?」と思った方、
必須対策は模試(テスト)前にするのです!
コツとしては広く浅く、全体的に参考書を見直しましょう。
 
自分がなかなか覚えられない箇所、授業で大切だと言われた箇所、
そんな部分をピックアップしてザクザク見直しをします。
※一夜漬けのテスト前なイメージで詰め込みます
 
なので、私は必須の参考書は早期に使い切り、
6年生次後半あたりでは、どうしても勉強したくない時に気分転換にみていました。
 
気分転換したい方、5年生にはオススメです✨
 

 

薬剤師国家試験 生薬の勉強方法

こんにちは、はりねずみです

 

はりねずみは薬剤師国家試験に合格しており、予備校講師の経歴もあります

そんな私が薬剤師国家試験の生薬の勉強方法について紹介します

 

まず、生薬には大きく3つの分野があります

・生薬(科名、薬用部位を聞くもの)

・生合成経路

・漢方

 

私のオススメ勉強順番としては

生合成経路→漢方→生薬です

 

正直なところ・・・

私は受験生の頃は「生合成経路」しかやってませんでした!

(それでも充分合格点は取れました)

 

まず、なぜこの順番なのかというと、

生合成経路

コスパ最高。覚えること少ない・・・!

ゴールは構造を見て何経路で合成されているかがわかること。

 

それぞれの経路、炭素の基本単位、成分について抑えてください。

例)シキミ酸経路

炭素の基本単位 C6ーC3

成分      フェニルプロパノイド

 

こんな感じで押さえてみてくださいね。きっと、参考書は赤文字で記載されていると思います!

ざっくり、60分あれば習得できます。

 

漢方

→実務でも出題される・・・!

漢方薬に関しては含まれる生薬を全て覚える必要はありません。

メインの生薬が何なのか確認して進めてみましょう。

また、適応には沢山内容が書かれていると思いますが、これももちろん全部丸暗記は不可能ですので、ザックリ押さえて貰えばOKです!

(自分なりにヒトコトで表すとこんな漢方だなと名付けちゃってください。)

 

生薬

→覚えることが多い・・・多すぎる・・・

やって欲しくない勉強法としては、生薬の単語カードを作ること。

点数的に余裕があればいいですが、そうでないのに、カードを作ることに時間を取られるのであればやらない方が良いです。

 

オススメとしてはまず過去問を解くこと!!

過去問の傾向を知った上で、参考書に目を通すなりしてください。

 

104回薬剤師国家試験から必須で生薬関連が聞かれ始めています。

多くの人が得点できる問題は点数とっておきたいですね・・・!

 

私が薬剤師国家試験を受けたときに感じたこと

こんにちは。はりねずみです。

私は102回薬剤師国家試験に現役合格しました。

 

その頃にして良かったこと、反省したこと、思ったことなど発信できればと思います。

後輩の皆さんに役立ててもらえたらなと思います。

 

良かったこと

 

1 早い時期から勉強を始めた

私は5年生の実務実習の頃から勉強を始めていました。

・・・とは言っても、「毎日国家試験の問題を1問解く」というハードルの低いものでしたが、勉強習慣が身につき、5年生から6年生になる間の春休みでは1日6時間程度の勉強は始めていました。

「楽して受かろう」とは全く思っておらず、

「余裕の点数で合格しよう」というマインドで早めに始めたのは良かったと思います。

というのも、受験時はいくら点数が良くても不定期に「落ちたらどうしよう」という強烈な不安に襲われるからです。

(女性は生理周期の関係もあるかもしれません)

心の安定のためにも「こんだけやったんだから大丈夫」と自信を持って当日望めるように早めに始めましょう。

 

2 予備校の講義にきちんと参加した

予備校の講義は国家試験の内容に特化した講義が受けられます。大学の先生方の方がもちろん知識はあると思いますが、「学生の分からないが分かる」のが予備校授業の良いところかと思います。私の周りでは、首席以外の子は真剣に受けていました(笑)

受けて損はないかと思います。

 

3 良い仲間と勉強を高め合えたこと

お互いに干渉しすぎず、一緒に頑張る仲間が周りにいることは安心につながりました。

「あの子が頑張っているから私も頑張ろう」という意識が芽生えました。今年はコロナの影響で中々一緒に勉強するのは難しいかもしれませんが、たまになら連絡を取り合うのは良いかもしれませんね。

 

反省したこと

 

夜型から抜け出せなかった

私は完全な夜型人間でした。22時、23時まで勉強をして、寝る前の携帯を見るのが毎日の楽しみでした。

寝るのは2、3時。

国家試験当日、正直眠かったです(笑)

緊張感があったので起きれたという感じで、脳は寝ている感じがしました。

合格したから良かったものの、これで落ちていたら1番後悔したのは「夜型だったこと」になるだろうなと思います。

 

思ったこと(注意してほしいこと)

 

1 友人関係が悪くなる

一緒に頑張れる仲間がいるのは良いことですが、干渉しすぎるのは良くありません。

例えば「○○ちゃん、最近勉強してなさそうだから、強制的にも勉強させよう!」みたいなのはやめた方が良いです。

○○ちゃんは自分の子供でも妹でもないので、「なんで貴方にそんなこと言われないといけないのか」という反発する気持ちになります。

妙な正義感は捨てた方が良いかと思います。

○○ちゃんが勉強をしないのは、〇〇ちゃんの問題であって、あなたの問題でないです。

成績に差のある仲良しグループは亀裂が入りやすい傾向にあるかと思います。

 

2 成績マウントを取る人が出てくる

無意識下かもしれませんが、成績が良い子から発言の節々に上から目線の言葉があるかもしれません。

自分がそうならないように気をつけてください。

今まで普通な子だと思っていたのに受験時に「模試で225点取れないとか終わってるよね」とかを点数取れていないであろう子の前で発言しているのを聞いて「あの子性格悪いな・・・関わりたくないな・・・」と思った記憶があります(笑)

あと、そういう子はマウント取りたくてうずうずしているので、成績を聞いてきます。

絶対に教えないでくださいね。(笑)

 

3 成績の噂が流れる

「誰々が模試で何点らしい」「誰々が何位らしい」

噂が絶対流れます。極力自分のことは言わないように。もしも言いたい、相談した場合は信頼できる口の固い人にだけ言いましょう。

ただ、ここでも注意が必要ですが、自分よりも成績が低いであろう子には相談しない方が良いです。成績が良い貴方が「不安だ」と言ったらそれよりも点数の取れていない子が聞いたらどんな気持ちになるでしょうか・・・

自分と同じくらい、もしくは成績が良い子に相談するようにしてくださいね。

 

 最後に

受験勉強ももちろん大変でしたが、受験時に衝撃的だったのは周りの人間関係どんどん悪くなることでした。

ある程度の距離感を持って過ごしてくださいね。

薬剤師国家試験を受けるなら距離をおくべき人の3つの特徴

こんにちは。はりねずみです。

 

みなさんは、勉強に集中したいですか?

なんだか、足を引っ張られているような・・・

そんな友人は周りにいませんか?

 

本日は「薬剤師国家試験を受けるなら距離をおいくべき人の3つの特徴」について予備校講師の経験と自身の受験生の頃の経験を活かし発信します。

  

私の予備校では一つの教室に3、400人の学生が在籍していました。受験というストレスを抱えた数百人が集まればもちろんトラブルは絶えません。

本当に合格を目指したいのであれば他人から悪影響なんて受けたくありませんよね。

また、もしかしたら、今の自分自身に少しだけ当てはまる項目もあるかもしれません。

ですが、この記事を読んでいるあなたは勉強に前向きな気持ちがあり、改善する力があると思います。

ぜひ、この記事を見終えた後から改善していきましょう。

 

1 他人のせいにする人

例えばAさんが自分の成績を聞いてくるからやる気が下がります、Aさんがうるさいから勉強ができません。とかいう人です。

もちろん、うるさいAさんが悪いことは間違いありませんが、この発言をするような人も避けた方が良い人です。

だって、Aさんの近くにいなければ良いじゃん!!って話ですよね・・・

この話を友人である「あなた」にする必要はありませんよね。ちょっとした雑談程度ならいいのですが、他人のせいにする人は他人の動向一つ一つが気になるため、いつまで経っても不満は解消されずいつも文句を言っています。

このなんの得にもならない会話を聞くためにあなたは学校に行っているのではありません。

そんな時間があるなら単語の1つや2つ覚えたり、友人と励ましあったりした方が良いですよね。

文句ばかり言ってあなたの時間を奪う人は避けた方が良いでしょう。

 

2 勉強していない自慢をする人

受験するにあたって「勉強をしていない」というのはなんのプラスにもなりません。

焦りから「(昨日やろうと思っていた範囲まで)勉強できていない」という真面目なタイプで焦ってしまっている人もいますが、今回お話しするのはそういうタイプではなく、ただただ、勉強をしていないことを自信満々に自己申告する人のことを指します。

パターンとしては2つ。勉強していないから成績が悪い人(心の声では でも、べんきょうすれば余裕でできるはず)と思っています。

勉強していないけど成績が良い人(心の声では私は天才)ということを思っています。

こういう人は自分は有能であるということを周りに認識してほしい承認欲求の塊人間です。

それならまだ良いのですが、頑張っているあなたに対して「勉強しなくていいじゃん」「めっちゃ勉強しててウケるね」など、やる気を削ぐようなことを言い出し始めたら、速攻で距離を置きましょう。

 

3 なんでも一緒にやろうとする人

一緒に励まし合い、勉強し合える友人は良いと思います。

ただ、度合いにもよります。例えば、お昼ご飯や帰宅時間を必ず一緒の時間にしようという友人です。

昼休みの時間も惜しく、単語帳を見たい、問題を解きたい。

そんな時、あなたは「今日は自分の席でご飯食べるね」と言えますか?お互いを高めある良い友人関係であれば「分かった!」で済むでしょう。

ここで、「え?なんで。」と怒るような人は要注意です。

ベクトルが完全に自分自身にしか向いない自己中心的な人です。あなたにとって大切な友人であれば、一度きちんと話してみましょう。それでも理解してもらえないようであれば、「ご飯を断っただけでキレる友人関係」を取るか「合格」を取るかあなたの天秤にかけて選択を選んでください。

 

本日は「受験生なら距離をおいくべき人の3つの特徴」について話しました。

振り返ると、人のせいにする人、勉強していない自慢をする人、なんでも一緒にやろうとする人でした。

受験生はいつも以上にストレスがかかります。その中で、余計なストレスを他人から受けないためにも是非今一度考えてみてください。

 

頑張るあなたを応援します!!

 

薬剤師国家試験の勉強を頑張っているのに成績が上がらない人の3つの特徴

こんにちは。はりねずみです。

 

私は大手薬剤師国家試験予備校講師をしております。

また、大学で講義をさせていただいています。いろいろな学生を見てきましたが・・・

 

正直なところ、1番合格してほしい人たちって

「真面目に頑張って勉強しているのになかなか成績が上がらない学生」なんです。私がこのブログを始めようと思ったのも、そういう学生に有効なノウハウを短時間で分かりやすく発信するためのものです。受験生には成績がなかなか上がらないという悩みを持っている人がたくさんいます。

そういう人がすぐに実践できる習慣的なことについて発信していきます。

1つでも当てはまっていたら、早急に改善してください!!

 

※文章よりも動画や音声が好きな方はコチラをご覧ください

【あなたは大丈夫?】頑張っているのに成績が上がらない人の3つの特徴
https://youtu.be/HMGVr8EAV6A

 

1 勉強計画を細かく立てすぎている

勉強計画を一緒に立ててほしいという相談も特にテスト前だとよくあります。

私が講師の頃、ある学生は自分の立てた計画を確認してほしいと私に相談に来ました。

その時に見せられたスケジュール帳は・・・

 

一ヶ月分の勉強予定がびっちり書かれているものでした。

 

書くのに2時間以上かかったそうです。続けてその子は「今日の計画が終わらないから、また書き直さなきゃいけないです」と言いました。

 

これは極端な例かもしれませんが、勉強計画が崩れて勉強ができない。という学生は少なくありません。傾向としては完璧主義者に多いです。

 

→スケジュールはざっくり大まかに決め、もともと計画はずれるもの、と思い、余裕を持たせてスケジューリングするようにしてください。

 

2 自分をカテコライズしてしまっている

例えば、「絶対、参考書を一度読んでからじゃないと問題解けないんです。」だとか

「絶対に教室じゃないと勉強ができないんです。」というような人です。

そんなことないはずです。頑固お親父みたいなことを言って、自分自身の視野を狭めないでください。

学校の先生、塾の先生、予備校の先生、今まで何百人、何千人と受験生を見てきた、それぞれの科目のスペシャリストが有効な勉強方法を伝えているはずです。

 

→自分の型を一旦脇に置いて、先人のアドバイスを試してみると世界が変わるかもしれません。

 

3 不要なノートを作っている

これは本当に多いです。2つ目で紹介した、自分をカテコライズしてしまっているにも通じるところがあるのですが、「ノートを作らないと覚えられないんです」という学生は非常に多いです。

もちろん、試験前にパッと見直せるノートがあると便利ですが、ノート作りに時間を取られすぎて満足してしまっていませんか。

例えば、教科書と全く同じ内容が書かれている表を書き写すことに意味はありません。それなら教科書見れば済みます。対処法としては教科書の必要なページをコピーしてノートに貼れば良いです。

また、私が受験生の時にしていた内容ですが、もっと時間短縮したいのであれば、携帯で写真を撮れば済みます。アルバム管理が難しいのであれば、自分だけ参加のラインに投稿しても良いです。

 

→「この作業、もっと楽にできないかな」と考えながら資料をまとめてみてください。

 

まとめです

本日は頑張っているのに成績が上がらない人の3つの特徴についてお伝えしました。

超絶ザックリまとめると・・・

計画を細かく立てすぎている→ざっくり立てよう

自分をカテコライズしてしまっている→アドバイスを取り入れよう

不要なノートを作っている→作らない

でした。

 

頑張る皆さんには効率の良い勉強法をして試験を乗り越えてほしいです。