私が薬剤師国家試験を受けたときに感じたこと
こんにちは。はりねずみです。
私は102回薬剤師国家試験に現役合格しました。
その頃にして良かったこと、反省したこと、思ったことなど発信できればと思います。
後輩の皆さんに役立ててもらえたらなと思います。
良かったこと
1 早い時期から勉強を始めた
私は5年生の実務実習の頃から勉強を始めていました。
・・・とは言っても、「毎日国家試験の問題を1問解く」というハードルの低いものでしたが、勉強習慣が身につき、5年生から6年生になる間の春休みでは1日6時間程度の勉強は始めていました。
「楽して受かろう」とは全く思っておらず、
「余裕の点数で合格しよう」というマインドで早めに始めたのは良かったと思います。
というのも、受験時はいくら点数が良くても不定期に「落ちたらどうしよう」という強烈な不安に襲われるからです。
(女性は生理周期の関係もあるかもしれません)
心の安定のためにも「こんだけやったんだから大丈夫」と自信を持って当日望めるように早めに始めましょう。
2 予備校の講義にきちんと参加した
予備校の講義は国家試験の内容に特化した講義が受けられます。大学の先生方の方がもちろん知識はあると思いますが、「学生の分からないが分かる」のが予備校授業の良いところかと思います。私の周りでは、首席以外の子は真剣に受けていました(笑)
受けて損はないかと思います。
3 良い仲間と勉強を高め合えたこと
お互いに干渉しすぎず、一緒に頑張る仲間が周りにいることは安心につながりました。
「あの子が頑張っているから私も頑張ろう」という意識が芽生えました。今年はコロナの影響で中々一緒に勉強するのは難しいかもしれませんが、たまになら連絡を取り合うのは良いかもしれませんね。
反省したこと
夜型から抜け出せなかった
私は完全な夜型人間でした。22時、23時まで勉強をして、寝る前の携帯を見るのが毎日の楽しみでした。
寝るのは2、3時。
国家試験当日、正直眠かったです(笑)
緊張感があったので起きれたという感じで、脳は寝ている感じがしました。
合格したから良かったものの、これで落ちていたら1番後悔したのは「夜型だったこと」になるだろうなと思います。
思ったこと(注意してほしいこと)
1 友人関係が悪くなる
一緒に頑張れる仲間がいるのは良いことですが、干渉しすぎるのは良くありません。
例えば「○○ちゃん、最近勉強してなさそうだから、強制的にも勉強させよう!」みたいなのはやめた方が良いです。
○○ちゃんは自分の子供でも妹でもないので、「なんで貴方にそんなこと言われないといけないのか」という反発する気持ちになります。
妙な正義感は捨てた方が良いかと思います。
○○ちゃんが勉強をしないのは、〇〇ちゃんの問題であって、あなたの問題でないです。
成績に差のある仲良しグループは亀裂が入りやすい傾向にあるかと思います。
2 成績マウントを取る人が出てくる
無意識下かもしれませんが、成績が良い子から発言の節々に上から目線の言葉があるかもしれません。
自分がそうならないように気をつけてください。
今まで普通な子だと思っていたのに受験時に「模試で225点取れないとか終わってるよね」とかを点数取れていないであろう子の前で発言しているのを聞いて「あの子性格悪いな・・・関わりたくないな・・・」と思った記憶があります(笑)
あと、そういう子はマウント取りたくてうずうずしているので、成績を聞いてきます。
絶対に教えないでくださいね。(笑)
3 成績の噂が流れる
「誰々が模試で何点らしい」「誰々が何位らしい」
噂が絶対流れます。極力自分のことは言わないように。もしも言いたい、相談した場合は信頼できる口の固い人にだけ言いましょう。
ただ、ここでも注意が必要ですが、自分よりも成績が低いであろう子には相談しない方が良いです。成績が良い貴方が「不安だ」と言ったらそれよりも点数の取れていない子が聞いたらどんな気持ちになるでしょうか・・・
自分と同じくらい、もしくは成績が良い子に相談するようにしてくださいね。
最後に
受験勉強ももちろん大変でしたが、受験時に衝撃的だったのは周りの人間関係どんどん悪くなることでした。
ある程度の距離感を持って過ごしてくださいね。